相続財産(住宅)の残置物処分について

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相続財産(住宅)の残置物処分について

相続した不動産(住宅棟)がそのままになっており、

「どうしたらいいのか分かりません。」

と相談に来られる方がいます。

 

わりと多い御要望は、

仏壇・神棚の処分から、

残置物(家具・家財・電化製品・衣類・寝具等)まで、

お願いしたいけど、

費用はどのくらい掛かるのでしょう?

 

当然、弊社は現地まで行き、状態を確認する事から始めます。

 

まず、最初に

仏壇・遺影、中には位牌の処分

から取り掛かります。

 

まずはお寺さんに依頼し、お性根抜きを行って頂き、仏壇業者に引き取り依頼を行います。

神棚は、お札がどこの物かわかれば良いのですが、分からなければ近隣の神社にお願いする事となります。

 

出来れば、相続人(所有者)の方には立ち会っていただく事をお願いしていますが、

このようなコロナ禍では県外から来ることも難しいので、弊社が請け負う事も多くあります。

 

可能であればこの時に金品・貴重品などの確認もして頂かなくてはなりません。

 

相続財産(住宅)の残置物処分について

一応、相続人の方が前もって金銭・貴重品や遺品等を持ち帰って頂いた後に、

弊社提携の美術品・骨董品専門業者、

次に家電・家具等のリサイクル業者

そして、産廃業者の順に処分していきます。

 

今行っている一例ですが、

相続人のお父様が骨董好きな方のようでして、

多くの壺、徳利、皿等が出てきました。

 

弊社が良くお願いしている骨董業者様でも、

量が多いと持ち帰って1品づつ鑑定しないと分からないことが多いようです。

 

このお宅も、ダンボールに入れてハイエースの荷台がまあまあ一杯になるくらいもって帰って頂きました。

 

相続財産(住宅)の残置物処分について

相続財産(住宅)の残置物処分について

翌日には、査定金額の明示がありましたが、

思ったよりも提示額が多く、相続人共々喜ぶ結果がでました。

大半の御家庭にはお宝なるものが少なからず潜んでいるようです。

 

次は、リサイクル屋さんによる家具・家電の買取ですが、基本的に大型家具は難しいようです。家電も古いと引き取り出来ないだけでなく、リサイクル料の対象になり、処分代が多くかかる事になります。

 

リサイクルショップに並べられている商品を見たことがあると思いますが、

新品の贈答品(箱に入ったもの)や小物類が喜ばれるようです。

 

この後に控えている産廃最終処分を考えると、少しでも室内の品物は減らしたいので、タダでもいいから持って帰っていただく事を交渉しています。

 

そして、最終は産廃業者です。

個々の費用は、

基本的にコンテナ1車幾らと言うような計算になります。

これに、搬出までの人件費が加算されたものが最終処分費用として請求となります。

 

ここは、買い取り業者に依頼するよりも、弊社は専門業者に依頼しています。

なぜなら、買い取り業者も最終的には産廃業者に依頼するからです。

 

掛かる費用は少しでも圧縮したいですよね。

 

次回は、庭の整理についてお伝えします。

 

不動産ギャラリー ハウシード  藪木

 

 

監修者情報

代表取締役:藪木秀則

株式会社ハウシード
代表取締役 藪木 秀則

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